百貨店

正月休み最後の日、新宿伊勢丹に行ってきた。

近くに用があってそのついでに寄ったのだけど、寄ったというより「引き込まれた」感じだ。

1階には靴や財布コーナーがあり、そこで小一時間ほど品物を見て回る。

ここのところ、百貨店閉店のニュースが相次ぐ。ネット通販におされ、業態の変化を余儀なくされているとネットニュースでは解説されている。

しかしそれは一体どこの話だろうかと思うほど、店内は人でごった返していた。特段、セールをしている様子はない。

持論だが、買った後のメンテナンスが必要な革製品や、サイズが重要な装飾品などは通販ではなく実店舗で買うべきなのだろう。店舗で実物を見てネットで買うというのもアリだろうし、自分もそうすることがあるけれど、振り返ってみると、どこで買っても同じものはネット通販で買うことが多い。

ただ、そういう話は置いといて、百貨店の持つ独特の雰囲気、優雅さ、そして店員の洗練された接客に触れてみたいがために自分は百貨店に時々足を運ぶ。もし何も買わなかったとしても、行っただけで何かこう、心が豊かになったような気になるから不思議だ。

根拠は全然ないのだけど、百貨店にしょっちゅう通っていたらお金持ちになれるんじゃないかと、そんな気がしてきた。

その意味するところはいずれまた。